みなさん、こんにちは!
訪問あんま・マッサージの八福(はちふく)です!
今日は、高齢者になると多くなってくる骨粗鬆症(骨粗しょう症)について、その原因と予防に関する少しお話しをさせて頂きたいと思います。
骨粗鬆症は高齢者の問題と思われている方も多いかもしれませんが、その原因は若いころからの食生活などにも関係していると言われています。
高齢者の問題だから関係ないと思わず、若い人も今日、今から骨粗鬆症に関する理解を深め予防策を講じていきましょう!
骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは?
骨粗鬆症の予防に関するお話しをする前に、まずは骨粗鬆症(骨粗しょう症)とはいったどの様な病気なのかという点について少しお話しをしたいと思います。
- 「骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。」
とうように記されています。
高齢の女性の背中が丸まっているような状態は、まさに骨粗鬆症の代表的な症状ですが、問題なのは骨粗鬆症になっても一般的に痛みが無い点。
自覚症状が無い中で症状が進行し、あるときふとしたことで転倒したら骨折。その骨折が原因で、寝たきりになってしまうといった危険が潜んでいます。
また、骨粗鬆症の特徴としては、圧倒的に女性の発症比率が高い点で、発症の方の約8割が女性と言われています。
女性は、生まれつき骨格が小さく筋力が男性に比べて弱いことに加え、妊娠や授乳期などに骨の素となるカルシウムを大量に消費します。
さらに閉経期を迎えると、卵巣から排出される女性ホルモンの「エストロゲン」の量が急激に減少。このことが原因で骨粗鬆症になりやすいと言われています。
骨粗鬆症を予防するためには
骨粗鬆症は、骨の強さ(骨強度)が低下し骨折しやすい状態になること。骨粗鬆症が原因となっている高齢者の骨折は生活の質を大きく損なうため、日ごろから予防を心がけておくことが重要です。
骨の強さを示す骨強度は、「骨密度(骨量)」と「骨質(骨の構造など)」の2要因によって決まります。
骨量は成長期に増加し、加齢とともに減少していいきますが、生活習慣を見直すことで骨量の減少を最小限に留めておくことが出来ます。
具体的には、「食事」「運動」「日光浴」の3点となります。
「食事」
まず食事関しては、骨と聞くと一番に思い浮かぶのがカルシウム。もちろんカルシウムは骨の重要な構成成分ですので、必要量をしっかりと摂取していくことが大切です。
但し、カルシウム摂取するだけでは不十分で、カルシウムの吸収を促進するビタミンDや、カルシウムの取込みを補助するビタミンKなどの摂取も重要です。
1日3回、規則正しく、バランスの取れた食事を摂ることが何よりも大切。
主食、副菜、主菜の揃った食事を摂ること、牛乳や乳製品などを適時摂っていくことが大切になってきます。
どの様な食事をどの程度摂ればよいのかに関しては、厚生労働省が提供している「e-ヘルスネット」の「骨粗鬆症の予防のための食生活」というコーナーに情報が掲載されているので、参考にしてみてください。
【運動】
年を取ると、特に下半身の筋肉量が減り、そのことが原因で転びやすくなります。骨粗鬆症の人が転ぶと、骨折につながってしまう可能性が大きくなってしまうため、普段から転ばないように気を付けながら運動をすることも大切になってきます。
2月15日付の八福のブログ「ロコモティブシンドロームを予防しよう!」でご紹介したロコモトレは、転倒防止を目的に弱って来た下半身を強化する運動ですので、ぜひ参考にして頂いたらと思います。
【日光浴】
健康な骨を維持していくために必要と言われているビタミンD。魚類や卵黄、干しシイタケなどから摂取することも出来ますが、日光を浴びることでも体内で生成されることが分かっています。
ビタミンDは骨の材料となるカルシウムの吸収を促すだけではなく、カルシウム量が不足しているときには尿からカルシウムを再吸収させる働きもあります。
炎天下や寒風吹きすさぶ中、長時間外で過ごすことは危険ですが、天気の良い日には外に出て陽の光を浴び、心身ともにリフレッシュすることも骨粗鬆予防につながります。
今回の八福ブログでは、骨粗鬆症に関するお話しをさせて頂きました。
若い人にとっては関係のない話しと感じられている方もいらっしゃるかもしれませんが、若い時の無理なダイエット、過度なアルコール摂取なども骨粗鬆症に影響を与えているという言われているので、他人事とは思わずにこれから気を付けてもらえればと思います。
もちろん、シニアの方にとっては骨粗鬆症は自分事。
最近は薬により骨粗鬆症も改善するようになってきていますので、もし心配な方は先ずはお医者さんに相談してみるのも良いかともいます。
痛みがある場合などは、「運動が大切だから」と言っても無理は禁物。
マッサージなどでまずは痛みを緩和するところから始めてみてください(もちろん、マッサージのご相談は八福まで!)。
人生100年時代!
みんなで活き活き健康生活を目指しましょう!
このブログでは、あんま・マッサージに関する事だけでなく、八福に関係するさまざまな情報や嬉しかったことなど、楽しみながら情報を発生していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
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