みなさん、こんにちは!
訪問あんま・マッサージの八福(はちふく)です!
みなさんは、「一過性脳虚血発作(TIA)」ってご存じですか?
名前に「一過性」なんて文字が使われているとおり、まさに一過性の発作で、その症状は短時間で消えてしまうことから軽視されがちな症状らしいのですが、実は放っておくと大変なことになるのだそうです。
今日は、この「一過性脳虚血発作(TIA)」について少しお話しをしたいと思います。
一過性脳虚血発作(TIA)とは?
まず、一過性脳虚血発作(TIA:Transient Ischemic Attack)では、どんな症状が出るのでしょうか?
代表的な例としては、「ろれつが回らない」「片方の手足が動かしづらくなる」「顔の片方だけが下がる」などの他、「目が片方だけ見えなくなる」などの症状が出ることもあるそうです。
これらの症状は、まさに「脳梗塞では?」と言えるような症状ですが、問題は一過性であること。
一般的に症状は、数分から30分分ほどで消えてしまいます。
症状が消えてしまうため、「大丈夫」と思ってしまう気持ちも分からなくはありませんが、実はこの一過性脳虚血発作(TIA)は「脳梗塞の前触れ発作」とも呼ばれており、この症状が出た後に脳梗塞に至るケースが多くあります。
どれくらいの人が脳梗塞を発症するのか?
気になるのは一過性脳虚血発作(TIA)を発症したのうち、どれくらいの人が脳梗塞に至るのかという点。
一般的な数字としては、一過性脳虚血発作(TIA)後3ヵ月以内に脳梗塞を発症する人の割合は10~15%と言われているそうです。
また、脳梗塞までに至る人は、一過性脳虚血発作(TIA)後の48時間以内に脳梗塞を発症するケースが多いと言われていることから、上記のような症状が出た場合には自己判断せずに速やかに脳外科などを受診することが大切となってきます。
脳梗塞を防ぐには・・・
上述したように、一過性脳虚血発作(TIA)が発症した場合は、まずは速やかに脳神経外科を受診することが重要なのは言うまでもありません。
ですが、そもそも脳梗塞という大病に至らないために普段からの生活にも十分に気を付けておくことが必要なのは言うまでもありません。
特に梅雨から夏場にかけては発汗による脱水により血中の水分量が減少し、血液が粘り気を持ってしまうため血栓が出来やすくなる季節。
こまめに水分を摂るなどの対策が重要になってきます。
また高血圧や脂質異常、糖尿病などの生活習慣病を持っているのであれば、食事や飲酒に気を付ける、禁煙をするなどといった対策も重要になってきます。
脳梗塞は突然やってくる病気なので、とにかく日々の心掛けが大切。
脳梗塞になる前に一過性脳虚血発作(TIA)を発症した場合には、脳梗塞に至らずラッキーと思って、すぐに治療を始めましょう!
人生100年時代。
死ぬまで元気でいられるように、日々注意をして生活していくことが大切だと思います(自戒の念も込めて・・・)。
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