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豆知識  ·  17日 5月 2022

「死亡年齢最頻値」っちゃなんかえ?

八福「死亡年齢最頻値っちゃなんかえ?」画像

みなさん、こんにちは!

訪問あんま・マッサージの八福(はちふく)です!

 

先日、日経新聞電子版を読んでいたら【「平均」プラス4年以上 日本人に長寿のリスクあり?】という記事を見つけました。

 

何のことやらと思い読んでみると、そこで「死亡年齢最頻値」という言葉を発見し、これは重要な数字だと感じたので、今日はこの「死亡年齢最頻値」について少しお話しをしてみたいと思います。

 

ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

平均寿命で多くの人が亡くなると思っていません?

訪問あんまマッサージ八福「平均寿命で多くの人が亡くなっていると思っていいません?」画像

よく報道などで見かける、平均寿命。

その値は、2020年で女性が87.74歳、男性が81.64歳となっており、まさに人生100年時代と謳われるような状況になってきていますよね。

 

でも、この平均寿命に少し違和感を感じている人はいませんか?

 

だって周りを見渡せば、けっこう90代とかの人見かけるし、自分の祖父や祖母は100歳近いなんて人も居たりしますよね。

 

実はこれ、平均寿命で多くの人が亡くなっていないからなんです。

 

「えっ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれが平均マジック。

平均値がさまも全てを代表した数字のように感じてしまいがちですが、実は違うんです。

 

例えば、以下の数字を見てみてください。

数字1も数字2も平均値は「70」ですが、その内容は大きく異なります。

 

数字1は全ての数字が「70」となっているので平均値も「70」となっているのに対し、数字2は個々の数字はバラバラですが結果として平均値が「70」となっています。

 

この数字を年齢に置き換え、数字1が国A、数字2が国Bというように定義すると、国Aも国Bも平均寿命は「70歳」となっているが、「国B」の方が「国A」よりも長生きする人が多い(逆に早く死ぬ人も多い)ということになります。

 

つまり、平均寿命を見るだけでは、実際には多くの人がどのくらいの寿命となっているのかを把握出来ないという事なのです。

 

そこで重要となってくるのが、「死亡年齢最頻値」という数字。

この数字を簡単に説明すると、死亡者数が最も多い年齢。

上の表で言うと、数字1(国A)が「70」、数字2(国B)が「90」と「100」ということになります。

 

以前、八福のブログ「健康寿命を延ばそう!」でも取り上げた「健康寿命」については、「平均寿命」よりも下であることは容易に想像できるかと思います。

ただ、「平均寿命」と「死亡年齢最頻値」の関係がどのようになっているかについては、ご存じでない方も多いかと思います。

 

結論から言うと、日本の場合は「死亡年齢最頻値>平均寿命>健康寿命」となっていて、実が平均寿命よりも長く生きている方が多いというのが実態です。

 

その数字(死亡年齢最頻値)はどのようになっているかと言うと、女性が92歳、男性が88歳。

女性に至っては、実に52.5%の方が90歳越え(男性は28.4%)。

半数以上の方が、90歳を超えて生存しているというのが実態です。

 

平均寿命では、何らかの理由で若くして亡くなられた方の年齢も含めて算出されるため、実態とは少し沿わない数字となってしまっています。

70代なんてまだまだひよっこです!

八福「70代なんてまだまだひよっこです」画像

「健康寿命」「平均寿命」「死亡年齢最頻値」といった寿命に関する最新のデータをまとめると、以下のようになります。

性別 健康寿命 平均寿命 死亡年齢最頻値
男性  72.68歳 81.64歳  88歳
女性 75.38歳 87.74歳 92歳

くり返しになりますが、平均寿命を見て日本人の多くが男性で81~82歳、女性で87~88歳くらいで死亡すると考えている方が多くいらっしゃると思いますが、実際には違います。

 

実際に死亡する年齢としては、男性では88歳前後、女性ではなんと92歳前後で死亡する方が最も多いというのが実情です。

 

健康寿命が72~76歳くらいの間と考えると、人は健康な時期が終わってから実に20年近くも死亡するまで時間があるとも言えるのではないでしょうか?

 

そう考えると、70代なんて実際はまだまだひよっこ。

70代で「自分はもう年だし、先も短いし・・・」なんて言っている場合ではありません。

あと20年は生きると考えて、日々過ごしていくことが大切なのではないかと考えるのですが、みなさんはどう思われますか?

そうは言っても、体は傷んでくる・・・

八福「そうは言っても、体は傷んでくる」画像

実際の寿命に関するデータから70歳も、あと20年くらい生きるという事実は認識出来たとしても、それなりの年になれば体中のあちらこちらにガタが来て、いろんな痛みが出てきてしまうことも事実。

 

70代、昭和世代ならではの気合と根性で乗り切ろうとしたって、かえって無理がたたって症状を悪化させるのがオチです。

 

それなりの年になったら、それなりのケアをしながら、無理をせず動き続けることが大切。

違和感や痛みを感じたら、放っておかずに医師の診断を受け適切な治療を受けたり、マッサージを活用して痛みを和らげたりしながら、体の状態を適切に維持していくことが大切だと思います。

 

兎にも角にも、「70代になったらもう人生は末期」と考えるのではなく、体の状態と相談しながら「あと20年、90歳くらいまでは当たり前に生きる」と思いながらみんなが日々過ごせば、日本中に元気なシニアが増えるのではないかと考えるのは私だけでしょうか?


このブログでは、あんま・マッサージに関する事だけでなく、八福に関係するさまざまな情報や嬉しかったことなど、楽しみながら情報を発生していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

 

八福では訪問あんま・マッサージに関する各種ご相談を受付けております。お電話( 097-552-2228)もしくは下記お問合せフォームよりお気軽にお問合せ下さい。


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