みなさん、こんにちは!
訪問あんま・マッサージの八福(はちふく)です!
突然ですがみなさん、「男性がなりやすい病気、女性がなりやすい病気があるなぁ」なんて感じたりしたことはありませんか?
例えば、以前八福のブログ「骨粗鬆症予防をしよう!」でも取り上げた「骨粗鬆症(骨粗しょう症)」。
もちろん男性も骨粗鬆症になって背中が丸まっている方もいますが、女性の方がその数が多いと感じませんか?
病気というわけではありませんが、最近では新型コロナワクチンの副反応のひとつに「モデルナアーム*1」というものがあり、その発症率は女性の方が男性よりも5.3倍程高いなんて報道もありました。
「なんで男女差が出るの?」なんてちょっとばかり不思議に思っていたら、2022年6月3日付の日経新聞電子版で「狭心症の痛む場所、男女で違う 性差を知って健康管理」なんて記事を見つけました。
ちょっと個人的に興味の沸く記事だったので、今日はその記事をもとに少しお話しをさせて頂きたいと思います。
【*1:モデルナアーム】
モデルナ製新型コロナワクチンの接種後、1週間ほど経ってから腕が赤く腫れたり、かゆみが出たりする症状。
そもそも「性差医療」ってなに?
本題に入る前に、そもそも「性差医療」とはなんなのでしょう?
2022年6月3日付の日経新聞電子版「狭心症の痛む場所、男女で違う 性差を知って健康管理」の記事によると、
- 「男性と女性で病気の発症率や症状、重症度、治療法などが異なる傾向がある。性差に配慮した医療が「性差医療」
と記されています。
つまり、同じ病名でも男女間で重症になる確率が異なったり、その原因が異なったりするケースが実際に存在する。
そのため「この病気だから、この治療」といった対応ではなく、男女間での症状や重症度の差を考慮して医療を施すという考えのことを「性差医療」と呼ぶのだそうです。
どのような病気で性差が存在するのか?
では実際に、どのような病気で性差があるのでしょうか?
同じく、2022年6月3日付の日経新聞電子版「狭心症の痛む場所、男女で違う 性差を知って健康管理」の記事によると、性差がある病気として「新型コロナウィルス」や「狭心症」といった病気があげられています。
具体的には、
- 「新型コロナウィルス」については男性のほうが女性よりも重症化率や死亡率が高くなっている。
- 「狭心症」についてはその原因の違いから、男性が胸のあたりが痛くなるのに対し、女性の場合は胸以外にも顎や喉、肩、胸、腹部、背中などの痛みが出るケースが多い。
のだそうです。
その他にも調べてみると、男性に多くみられる病気としては「痛風」「心筋梗塞」「肝臓がん」「尿路結石」などがあり、逆に女性に多くみられる病気としては「骨粗鬆症」「膀胱炎」「鉄欠乏性貧血」「甲状腺炎」などがあるそうです。
病気によって性差が出る原因は、男女の生活習慣の差の外にホルモンの違いによる影響もあるとのこと。
男性ホルモンのテストステロンに対し女性ホルモンのエストロゲンの方が全身を保護する働きが強いことから、男性よりも女性の方が生活習慣病になりにくいのだそうです。
たしかに、男性は30代、40代くらいで痛風や糖尿病になったなんて人を周りによく見かけますが、女性からはあまりそのような話しを聞いたことがないような気がします。
ただ女性も、閉経後はエストロゲンの分泌量が急速に低下するため、その後は注意が必要なのだそうです。
違いを認識して適切に対処
今回は「性差医療」という言葉をキーワードにお話しをさせていただきました。
今回のお話しを通じて、普段から男女の違いはもちろんのこと、同性でも個人毎に同じ病気にかかっても症状やその対応の仕方に違いがあるということを認識しました。
ついつい人が「背中が痛い」なんて言っているのを目の当たりにすると、自分の経験から「それは○○しとけばいいよ」なんて気軽に言ってしまいがちですが、実際にはそれは狭心症の症状かもしれません。
何もかも大げさに扱う必要はないかもしれませんが、症状が改善されなかったり原因がはっきりしない場合は素人判断はせずに、お医者さん指示を仰ぐことが大切だなぁと思いました。
違いを認識して適切に対処!
いつまでも健康で元気でいられるように、日々心掛けながら生活をしていきましょう!
このブログでは、あんま・マッサージに関する事だけでなく、八福に関係するさまざまな情報や嬉しかったことなど、楽しみながら情報を発生していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
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